宮元啓一・石飛道子『インド新論理学派の知識論 『マニカナ』の和訳と解説』
山喜房佛書林,1998年11月(ISBN 4-7963-0051-1,本体価格2,800円)
《目次》
はじめに /1
今までのインド新論理学研究と『マニカナ』 /4
インド新論理学派の基本術語解説 /18
凡例 /32
和訳
T 直接知の章 /35
A 吉祥なることがら B 真知手段 C 真知性 D 誤謬 E 接触
F 内属 G 無 H 直接知の原因 I 有分別知と無分別知
U 推論の章 /81
A 推論知 B 遍充 C 遍充を把捉する方法 D 帰謬法 E 添性
F 主題性 G 省察 H 純粋肯定式 I 純粋否定式 J 肯定否定式
K 論理的要請 L 推論式 M 擬似理由 N 主宰神の推論 O 力能
P 原因性 Q 解脱
V 類比の章 /121
W 言語の章 /123
A 言語の真知手段性 B 適合性 C 待機性 D 近接性 E 意図
F 言語の無常性 G 断絶隠匿 H 儀軌 I 新得力 J 普遍を表示する力能
K 力能 L 複合語 M 語根の力能 N 動詞語尾の力能
主な訳語対照表
サンスクリット語見出し /143
和訳見出し /154
《書評》
細野邦子(東方研究会研究嘱託)
『國學院雑誌』第百巻第三号,國學院大學,平成11年3月,61〜65ページ。
佐藤裕之(東方研究会研究員)
『東方』第14号,東方学院,平成11年3月,123〜126ページ。
野澤正信(沼津工業高等専門学校教授)
『印度哲学仏教学』第14号,北海道印度哲学仏教学会,平成11年10月,376〜377ページ。