雪の合間の虚空

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大雪と聞いていましたが、ふつうに大雪でした。積雪量はようやく例年並みに近づいて来ました。でも、1月は、日中はプラスの気温だったので、ずいぶん融けました。

そんなこんなで、よくわからないお天気つづきで、積雪も多いのか少ないのかよくわかりません。ごらんのみなさま、勝手に写真で判断してください。とりあえず、雪の晴れ間の空だけが青くて、ホッとします。

龍樹の頃も空は青かった。。『大智度論』に空を説明して、十喩を上げて、「虚空の如し」という文言が見えます。

虚空非可見法。
遠視故眼光轉見縹色。諸法亦如是空無所有。
(『大智度論』『大正蔵』25,p102b)

「虚空は目に見えるものではないけれども、遠く見ることにより眼光が変化して縹色(ピンガラ、薄い藍色)を見るのである。諸法もみなこのようである。空(くう)であって、有るところがない」と書いてあります。

遠くを見るから、青色に見えるんだ、というだけなのです。諸法というのもみなこのようなものだよ、というわけですね。だから、「虚空の如し」というんだよ、というわけですか。。

つまり虚空は、名前だけがあってしかも実質的な実体はないのです。諸法(諸々のことば)もみな同じ事なのです。ただ仮の名前だけがあって、実質はないのです。

にゃるほど。。

コメント

  1.  春間 則廣  より:

    > つまり虚空は、名前だけがあってしかも実質的な実体はない

      名前がある ということは 実体がある ということ

      名前だけ  ということ  は  ない

      問題は
         実質的な実体 ・ あるいは 単に 実体  が ある
      ということ

      あるいは その  “ ある ” ということに 実質がある こと

      仮に あるとしようるとしよう

       だれでも その実質 を 簡単に得ている

        実質 を     物事の本質 と 言い換えよう

        物事の本質 を  「 真理 」 と言い換えよう

      だれでも いとも簡単に  「 真理 」 を 得ている

       得ている人 を ブッダ と 呼ぶ

       「 如来蔵 」 とは こういうことの 仕組みを言う

       物事の本質を得ている わたし は ブッダ

        
         あるいは ブッダ 手前の  「 菩薩 」 仮名 ?