10月9日は祝日だっ!

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日々草の種を植えて、育てました。(間違えた。ヒャクニチソウでした。)

というより勝手に育って花を咲かせています。自力で育ってくれてうれしいぞ、っと。

手前の黄色い花は、カレンデュラ(きんせんか)、これも種を取っては翌年にまくと、またでて来ます。『ダンマパダ』の中で、ブッダが言っていた。

283 林を切りなさい、一本の木だけではなく。林から畏れが生ずる。(欲の)林とその下生えとを切って、林なき(欲なき)者(ニッバナ)となりなさい。比丘たちよ。

ニッバナ(林なき者)とニッバーナ(涅槃)とをかけている。

356 田畑は雑草によって荒らされ、この世の人々は貪欲によってそこなわれる。
それゆえに、貪欲を離れた人々に与えることは、大きな果となる。

「与える」とは供養することかな。お布施をささげることかな。欲のままに生きるなということがうたわれている。

たとえ、貪欲を持っていても、

貪欲を離れた聖者にお布施をすることにより、聖者に身近に接して供養することにより、

そのお布施した人は、次第に浄められていく。

「真似でもいいからしてみなさい」と、ブッダはわたしたちに言っているようだ。

だけど、欲の下生えが芽吹くと、どんなことも欲得ずくになってしまう。

打算的に来世の幸運を得ようと、見返りの欲でお布施をする人もいる。

ブッダのことばは、自分の行いとしてわが身に引き寄せて考えないと意味が出ない。

ブッダのことばは、味わって、よく噛み嚼みして飲み込まないと消化しにくい。

打算で割り切らず、味わうべしね。ブッダ味の滋味を!

コメント

  1. 春間 則廣 より:

    >  ニッバナ(林なき者)とニッバーナ(涅槃)とをかけている。
                                           
        林 を 過ぎれば 平地 が 開ける
                    平地 を 放置
            「 耕 」  するところ   草地 とも   なる
        平地  開き   坐し    「 苦 」 さる  「 智 」 に至る         

    >  田畑は雑草によって荒らされ、この世の人々は貪欲によってそこなわれる

       耕し そこ で 得た 施物  を   施 与  と  しる
                                                     
         「 食 」 という  世物  を   諸苦 と せず

        貪 を離れ ヨク ヨク  しる    施 世  の  すがた

    > 欲の下生えが芽吹くと、どんなことも欲得ずくになってしまう。

         “ 欲 ”  が  なければ

          マケル 種 も なし
        ( マク する ところ に  巻かれて 廻る )

          マク を とじると 闇が開く ( 勝 劇 は 終わる )  

        やみなん やみなん   また ひらく  幕

  2. 慧樹 より:

    木が育つ要因は多数

    庭に花を植えている
    小さな種から大きく育つと
    種の生命力に驚かされる
    でも、天候や土壌という環境に左右され
    また、育てる人にも左右される
    草木も環境とつながり育つ要因も多数
    人間も環境に人に多数の要因に生かされているようだ
    自力だけでは生きられない

    • mani より:

      > 人間も環境に人に多数の要因に生かされているようだ
      > 自力だけでは生きられない

      「多数の要因に生かされる」…そのことを、ブッダは縁起と称した。

      不思議だなあ、不思議じゃないようにも思えるところが、いっそう不思議です。

    • mani より:

      > 貪 を離れ ヨク ヨク  しる    施 世  の  すがた

      書くと簡単なのに、なかなか貪から離れられない 施世の姿。

      そうかと思うと、いとも簡単に 貪を離れたりも できる

      凡夫は不思議な生き物。。この不思議さに賭けててみる

      賭け事はよろしくないんだけどね。凡夫だからね。

  3. えび天サンバ より:

    欲の下生えを刈り取ることは難しい。
    だからあの世に行く前にはまとめて刈り取って、
    ブッダにお供えするとしよう。

    • mani より:

      雑草という草はないのだそうですが、欲の下生えという雑草は至るところに生えてくる。
      これには除草剤も効かない。
      ブッダにお供えするのはよい手かもしれない。

  4. 春間 則廣 より:

     草は棄嫌におふるのみ なり( 形・名色・識 )

         “ 揀択 ”     を  廃する    ( 嫌 を 開く )

          おふる    そのところ  を     賢択 する↑